稲刈りとボイン。

今日は稲刈りでした。

何となく「田植えは6月・稲刈りは10月」というイメージが勝手にあったのですが

私たちの住む岡山県西粟倉村は「田植えは5月・稲刈りは9月はじめ」です。

ここ最近はどんどん早くなっていて4月の下旬頃に田植え・稲刈り8月終わり・・・というところも。

まわりが田植えの準備を始めるとなんとなーく焦っちゃうのか競うように早くなっている(笑)。

田植えが早いからおのずと稲刈りも早くなるという…。

 

うちの田んぼは棚田の一番上だから

山水が直接流れてくるから水が冷たい。

だから、あまり早く田植えしてしまうと苗がうまく育たない、ということを

過去の経験から学んできたので、まわりに焦らされることなくマイペースで稲作です。

なので、近隣の田んぼの中では一番遅い刈り取りとなりました。

 

 

 

通常稲刈りはコンバインと呼ばれる刈り取り&脱穀を一気にしてしまうという魔法のような機械を使ってします。

ダウンロード コンバイン。手刈りを経験した私にとっては魔法の機械としか言いようがない。

 

しかし、私たちはコンバインを使いません。

なぜなら天日干しをしたいから。

 

 

 

 

なぜ天日干しにこだわるのか

 

 

① 棚田と茅葺きの家という風景を作りたいから。

DSC_6877 2016年9月。

あまり見かけなくなりましたが、秋の里山の風景といえばこういう感じではないですか?

私たちの住む西粟倉は林業の町なので

村の8割以上が杉やヒノキの植林。

常緑種なので紅葉がないんですよね。

茅葺きのお宿&カフェに来てくださったお客様や村の子どもたちに

西粟倉の、そして日本の秋の風物詩として見て欲しい。

 

 

②天日干しの方が美味しいから

これは諸説ありますが

刈り取った稲を逆さにして干すと、茎の部分の養分が米の方に降りてくる、と言われています。

刈り取る直前まで稲は生きています。

だから稲藁にも当然養分がたっぷり含まれている。

それを逆さにしてじっくりと乾燥させることで籾コメに旨みが浸透するのだとか。

更には、

「炊飯品質では、天日干しは熱風乾燥より食味スコア等の5項目において品質指標が向上する傾向を示した」

と学会でも発表されているそうです。
つまりは数値的にも証明されているんだそうです。

ただ、天日干しということはお天道様の力を借りる、ということなので

雨続きだとなかなか乾燥が進まず、昨年は苦労しました。

15%以下くらいまで乾燥させないとお米がカビたり腐ったりしてしまうので、昨年は少しだけ機械乾燥をかけました。

とはいえ

自然の爽やかな風や降り注ぐ太陽の恵みを一身に受けた米を

手間ひまをかけて汗水たらして世話してきたお米が「やはり一番美味しいのだ」と胸をはって言いたいのです(*´﹀`*)

 

 

 

 

 

 

という二つの理由から私たちが使うのはバインダー。

読んで字のごとく稲をバインド(結束)してくれる機械。

このバインダー。動きがなんともかわいいんですよー。

カタカタカタカタカタ・・・・と刈り取ってーの、束ねてーの

・・・・・・・ボイン。

(タイトルにつられてここまで読み進めてきたあなた、お米の知識がひとつ増えました。おめでとうございます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は助っ人の、もとちも来てくれて

DSC_0090

 

 

 

 

DSC_0003_HORIZON

なんとか作業を終えることができました。

 

 

 

 

これから3週間ほど干すので新米はまだまだ。

そして、日本古来の風習に習い、新米は11月23日から頂こうと思っておりますので(なぜか知りたい方はコチラ→新嘗祭に思ふ。

今年の天日干しのこだわりのクラシカ米を食べたい方は

11月24日以降にお越しくださいませ♡

 

 

 

 

 

 

 

DSC_8614[1] 田植えにも来てくれた、もとち。

お泊りご希望のお客様は こちらのフォームから → https://kurashika.com/contact/

                 Airbnb サイト → https://www.airbnb.jp/rooms/25714873?s=51

宿泊のない日にはカフェを営業しています。営業カレンダー → https://kurashika.com/calendar/

 

 

 

 

 

残したい風景

守りたい伝統

伝えたい心

クラシカへのご意見ご感想・応援メッセージはレターポットでも受け付けています→https://letterpot.otogimachi.jp/users/23636

  • Facebook

ページTOPへ